愛情あってこそ

私が病気になった時、
「こんな面倒な私から彼は離れていくだろう」
そう悲観していました。

外に出るにも細心の注意を払わなくてはならない状態。
彼は常に車を運転してくれたので、デートをしてもお酒1杯飲む事も出来ませんでした。

「申し訳ない」
そんな気持ちでいっぱいで、少し距離を置いてみようかと考えました。
そうして少し連絡を減らしたりしているうちに彼が私を家に呼びました。
彼が迎えに来てくれて車に乗り込む。
「ゆっくり話しをしたくて」
そういう彼。

彼の部屋に入るといくつか私の病気関係の本がおいてありました。
「読んでもやっぱり分らなくて・・・辛かったらいいけど病気のこと教えてよ」
そういうんです。

正直言うのは嫌だと思いました。
自分の「汚点」だと思っていたので、それを彼に話すのは苦痛にも感じたのですが
彼が真剣な眼差しで私を見るので思い切っていう事にしました。

彼は真剣に聞いていました。
暫く無言の時間が流れました。
・・・引かれた?
そう思ったのですが、

「何となくは分ったけど完全に分ってやれないな」
と彼。
不倫 出会いでも分ってもらえたら嬉しいからいいんだよ」
そういいました。
身体や心のことなんて、どんなに好きであっても「完全に分かり合う」ことは難しいですよね。

「いっそお前ごと飲み込んじゃえば分るのかなぁ」
そう苦笑いする彼に対して私は大きな感謝を抱きました。

懸命に理解しようとしてくれている。
だから私も「ライブチャット」なんて思わずに少しでも良くしていこう。
彼の愛情あってこそ頑張れた気がします。