素直に喜ぶ

そが日は、白色でーでござった。

甘菓子譲渡乃儀式は、神待ち家出少女が南蛮風せんべいであると小さき褒美をば渡したでござるそれがし。

彼は、「何ぞ所望致す?」であると拝聴するがにて丁度壊れてしまりて困りておりきがにて
「きー事例!」であると言い申した。
安ゐもがにてよきんゆえにね?であると付け加ゑて。

拙者は如何ほどにも「大事」な祭り事をばするでござる事、苦手でござる。
切支丹祭事などが風情は、首ったけなにてござるが
何時もが己達らしくぬ感じ、していさざか片腹いたいごとき
似合りておらぬごとき感覚になり申してしまいかにもでござる(笑)

彼は、随分であると頑張りてくれたでござるやうでござった。
和食、お慕いしておりますと云ふそれがしがべく、美味でござる商い所をば聞き込みしてくれて予約まにて取りてくれていたであろう。
其れのみにてにて拾分過ぎるほどでござったに、
高価なきー事例まにて・・・。

「そこまにて致さぬにてよかったでござるに」
であると申し訳ござらぬ思りてしまったのでござる。
「もっであると素直に喜みてで候。頑張った甲斐が無いで候」
さふいさざか拗ねたでござるように申す彼。

確やにさふやもしれませぬ。
「かたじけない」であると思うておるがではござらず、彼が施しに対して
素直に喜ぶ事。其れ、壱番が「反応」なのでござろうか。
拙者は思ゐ斬りそが日は、人妻出会いに甘ゑる事に候成り。

其れよりは、祭り事事、ありても妙な「気負ゐ」や「らしくぬ」と云ふ思考は、消ゑてゐ参った。
ひょっとしたら、それがしが中にて祭り事がござるたびに、
彼に対して「かたじけない」と云ふこころもち、あったでござるとかよしんばれませぬのう。